2026.11.05
INDEX
掲載している金額は、当社の制作実績に基づく個別案件の参考価格です。事業承継前の制作部門が実際に受注・制作した案件も含みます。顧客情報を除き、金額やページ数を一部概数化しています。制作条件によって費用は異なり、一律の料金や業界平均を示すものではありません。金額はすべて税抜です。
取扱説明書の制作費用は、ページ数と作業内容によって大きく異なります。
当社の制作実績では、次のような参考価格があります。
| 制作内容 | 主な作業範囲 | 参考費用(税抜) |
|---|---|---|
| 30ページ前後の既存マニュアル改訂 | 原稿・図版・DTPの修正、一部新規作図 | 20万円台前半 |
| 20〜30ページ程度の取扱説明書制作 | 原稿、イラスト、DTP、納品データ作成 | 30万円台半ば〜後半 |
| 100ページ規模のマニュアル制作 | 原稿、図版、画面加工、DTPなど | 約80万〜120万円 |
| 150ページ規模の操作・施工マニュアル | 原稿、画面・イラスト、DTPなど | 約100万〜130万円 |
| 200ページ規模の詳細マニュアル | 詳細マニュアル一式 | 約200万円 |
| 200ページ規模のマニュアル2冊を含む制作 | 詳細マニュアル、コンソールマニュアル、セットアップガイド、ラベルなど | 400万円台 |
※当社の制作実績に基づく個別の参考価格です。各案件で制作条件や作業範囲は異なります。
※コンソールマニュアルとは、機器やシステムの設定・管理機能などを説明するマニュアルです。
このように、取扱説明書の制作費用には大きな幅があります。
30ページ程度でも原稿作成やイラスト制作が必要な場合は、数十万円の費用がかかることがあります。一方、100〜200ページ規模のマニュアルでは、原稿作成、DTP、図版制作などの作業量が増え、100万円を超える費用になることもあります。
ただし、ページ数が2倍になれば費用も2倍になるとは限りません。
既存の原稿や図版を利用できる場合と、技術資料からすべて新たに制作する場合では、必要な工程が異なるためです。

当社の制作実績には、100ページ規模のマニュアルについて、約80万円、約100万円、約120万円という複数の事例があります。
いずれも原稿作成、イラスト制作、画面加工、DTPなどを含むものですが、対象製品や作業範囲は同じではありません。
例えば、操作画面のキャプチャ画像を多く使うマニュアルと、製品の構造や施工手順をイラストで詳しく説明するマニュアルでは、必要な素材や作業が異なります。
そのため、「100ページだから一律に何万円」と判断するのではなく、制作する内容を整理したうえで見積もることが重要です。
ご予算の検討段階でも、お気軽にご相談ください。
> 取扱説明書制作の概算見積もりを依頼する
取扱説明書の制作費用は、主に「企画・構成設計」「原稿作成」「イラスト制作」「DTP」「校正」などの工程ごとの費用を積み上げて決まります。
取扱説明書の制作は、単に文章をページに並べる作業ではありません。製品の仕様や使い方を理解し、使用者に必要な情報を整理したうえで、文章・イラスト・レイアウトを組み合わせて制作します。
一般的な制作工程は次のとおりです。
| 費用項目 | 主な作業内容 |
|---|---|
| 企画・構成設計 | 掲載する情報の整理、対象読者の設定、目次・章構成の検討 |
| 原稿作成・テクニカルライティング | 仕様書や設計図面などから説明文や操作手順を作成 |
| テクニカルイラスト | 製品の構造、操作、組立・施工手順などの図版制作 |
| 画像・画面加工 | 製品写真、操作画面、キャプチャ画像の加工 |
| DTP・レイアウト | 文章や図版の配置、ページデザイン、組版 |
| 校正・修正 | 原稿と図版の整合確認、修正指示の反映 |
| 納品データ作成 | 印刷用PDF、Web用PDF、編集データなどの作成 |
| その他 | 翻訳、多言語DTP、Web制作、制作管理、印刷など |
※テクニカルライティング:製品の仕様や操作方法などの技術情報を、使用者が正しく理解できる文章にまとめる技術です。
※DTP:パソコン上で文章や図版をレイアウトし、印刷用やPDF用のデータを作成する作業です。
これらの工程がすべて必ず発生するわけではありません。
例えば、メーカー側で完成した原稿とイラストを用意できる場合は、DTPや校正を中心に依頼できます。
一方、仕様書や設計図面から取扱説明書を新規制作する場合は、情報の整理、構成設計、原稿作成など、より広い範囲の作業が必要になります。
当社の制作実績には、約100ページの詳細取扱説明書について、原稿作成からイラスト、DTP、PDFデータ作成までを行った事例があります。
工程別の見積金額を概数で示すと、次のとおりです。
| 工 程 | 参考金額(税抜) |
|---|---|
| 原稿作成 | 約40万円 |
| イラスト制作 | 約16万円 |
| DTP・レイアウト | 約50万円 |
| 画面制作・PDFデータ作成 | 約5万円 |
| 管理費等 | 約9万円 |
| 合 計 | 約120万円 |
※実際の制作案件の見積金額を匿名化・概数化した参考例です。作業範囲や制作条件により費用は異なります。
【図版掲載位置:100ページ規模の取扱説明書制作費用の内訳(円グラフ)】
この事例では、原稿作成とDTP・レイアウトの2つで、費用全体の約4分の3を占めています。
大型マニュアルでは、ページ数に応じたレイアウト作業だけでなく、製品の機能や操作方法を説明するための原稿作成にも相応の工数がかかります。
また、イラストや操作画面の加工、校正の回数なども費用に影響します。
大型マニュアルの見積もりでは、ページ数とあわせて、原稿・図版・校正の作業範囲を明確にすることが重要です。
一般的には、既存の原稿や図版を活用できる改訂のほうが、新規制作より費用を抑えやすくなります。ただし、変更の範囲によっては、改訂でも新規制作に近い費用がかかることがあります。
新製品の取扱説明書をゼロから制作する場合は、仕様書や設計図面などの技術資料をもとに、使用者に必要な情報を整理することから始めます。
製品によっては、開発担当者へのヒアリングや実機での確認を行い、操作方法や使用条件を確かめる必要もあります。
そのうえで目次や章構成を設計し、原稿、イラスト、レイアウトを制作します。
特に100ページを超える大型マニュアルでは情報量が多くなるため、章構成や説明の順序の設計が重要です。
例えば、製品概要、設置方法、基本操作、応用機能、保守・点検、トラブルシューティングなどを、使用者の目的に合わせて整理する必要があります。
こうした情報設計やテクニカルライティングの作業も、制作費用に含まれます。
既存の取扱説明書を改訂する場合は、現在の原稿や図版をどこまで利用できるかがポイントになります。
仕様値や部品名称の変更などであれば、対象箇所の修正だけで対応できることがあります。
一方、製品の操作方法や構造が大きく変わった場合は、既存マニュアルの改訂であっても、原稿やイラストの再制作、レイアウトの変更などが必要になります。
当社の制作実績にも、30ページ前後の取扱説明書について、既存原稿の修正、新規イラストの作成、既存イラストの修正、DTP修正を組み合わせて対応した例があります。
つまり、「改訂だから新規制作より安い」とは限りません。
実際に何を変更する必要があるのかを整理することで、適切な費用を判断できます。
既存マニュアルの改訂でも、安全情報の見直し、規格要求への対応、多言語版の作成などが含まれると、作業範囲が広がります。
例えば、当社の制作実績には、100ページを超える既存マニュアルを見直し、日本語版と英語版をそれぞれ約140ページで制作した案件があります。
この案件の見積もりでは、原稿の修正・追加、変更箇所の翻訳、イラストの修正、日本語版・英語版それぞれのWordでのレイアウト制作などを含み、合計で約230万円が計上されています。
これは既存マニュアルの改訂・再編集を伴う個別事例です。140ページの完全新規制作の費用や、一般的な翻訳単価を示すものではありません。
規格への対応や多言語化が必要な場合は、ページ数だけでなく、どのような作業が必要かを事前に確認することが重要です。
なお、取扱説明書に関連する新しい規格「JIS Z 82079-1:2026」については、以下の記事でも解説しています。
> JIS Z 82079-1:2026とは?主な変更点とマニュアル制作への影響
大型マニュアルの費用は、1冊のページ数だけでなく、冊子の分け方や、複数冊で共通化できる情報の量によっても変わります。
例えば、同じ製品について、基本操作を説明する「操作編」、設置作業を説明する「施工編」、詳しい設定を説明する「設定編」などに分けて制作することがあります。
当社の制作実績にも、100〜150ページ規模の複数のマニュアルと、短いスタートガイドを組み合わせた案件があります。
マニュアルを複数冊に分ける場合は、冊子ごとに原稿作成、図版制作、DTP、校正などが必要になります。
一方、製品情報や注意事項、共通のイラストなどを複数冊で使える場合は、情報を共通化する方法も検討できます。
そのため、見積もりの際には、全体の総ページ数だけでなく、冊子ごとの内容や共通部分を整理することが重要です。
複数機種の取扱説明書を制作する場合も、共通化できる情報があるかどうかが費用に関係します。
共通する機能や操作方法を、統一した原稿や図版で管理できれば、機種ごとに同じ説明を作り直す作業を減らせる可能性があります。
ただし、製品ごとに仕様や操作方法の違いがある場合は、その差分を正確に反映する必要があります。
制作費用を抑えることだけでなく、製品ごとの説明の正確さを保つことが大切です。
当社の制作実績では、テクニカルイラストの新規作成は1点あたり約4,000〜5,000円、既存イラストの修正は約2,000〜4,000円です。
製品の操作手順、内部構造、部品の取り付け方法などを分かりやすく説明するために、取扱説明書には専用のイラストが必要になることがあります。
当社の制作実績では、新規イラストの作成、既存イラストの修正、元データの流用など、作業内容に応じて費用が異なる事例があります。
| 作業内容 | 1点あたりの参考換算額(税抜) |
|---|---|
| 新規イラスト作成 | 約4,000〜5,000円 |
| 既存イラストの修正 | 約2,000〜4,000円 |
| 既存イラストの流用 | 約2,500円(個別事例) |
| 写真・画面などの画像加工 | 約2,200〜2,500円 |
※当社の制作案件に基づく参考値です。各明細の金額を記載点数で割った換算額であり、標準単価や業界平均ではありません。流用の金額は1案件の事例です。
新規にイラストを作成する場合と、既存のイラストを修正・流用する場合では、必要な作業が異なります。
例えば、既存の製品イラストを利用できれば、最初から描き直さずに対応できることがあります。
当社の制作案件には、新規イラストの作成と既存イラストの流用を、同じ取扱説明書の中で行った事例があります。
この案件では、新規作図が1点あたり約5,000円相当だったのに対し、お客さまから支給されたInDesignデータを活用した流用は約2,500円相当でした。
すべての案件で流用費用が半額になるわけではありませんが、編集できるデータを残しておくことで、新規に制作する範囲を減らせる場合があります。
特に製品シリーズの展開や継続的な改訂を予定している場合は、原稿やイラストを再利用しやすい形式で管理しておくことが重要です。

取扱説明書の制作費用を抑えるには、ページ数や必要な説明を減らすのではなく、不要な再制作や重複した作業を減らすことが重要です。
過去の取扱説明書やテクニカルイラストが残っている場合は、新製品や改訂版に使える内容がないか確認しましょう。
共通する操作説明や図版を適切に再利用できれば、新たに制作する範囲を減らせる可能性があります。
InDesign、Illustrator、Wordなどの編集できる元データを保管しておくと、将来の改訂に活用できます。
完成したPDFだけでなく、原稿、イラスト、写真、レイアウトデータなどを整理しておくことが大切です。
なお、制作データの納品範囲や再利用の可否は契約内容によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
複数の製品で共通のレイアウトや表記ルールを決めておくと、制作工程を標準化しやすくなります。
また、シリーズ製品の操作説明が統一されていることで、使用者にとっても情報を探しやすくなる場合があります。
設計部門、品質保証部門、営業部門などから修正指示が個別に出ると、同じ箇所を何度も修正することになりかねません。
社内で内容を整理し、制作会社への指示をまとめることで、重複した作業を減らしやすくなります。
製品の仕様変更が頻繁にある場合は、初回の制作費だけでなく、継続的な改訂費用も考慮しましょう。
例えば、共通の原稿や図版を管理する方法、PDFとWebマニュアルを併用する方法、マニュアルCMSを利用する方法などがあります。
既存のPDFを活用しながらWeb上で更新しやすくする方法として、ManualPress PDF Converterのようなサービスもあります。
ただし、費用を削減するために、安全上の注意や必要な操作説明を省略することは適切ではありません。
必要な説明の品質を保ちながら、制作工程を効率化することが重要です。
正確な見積もりを受け取るためには、製品の情報、制作内容、原稿やイラストの状況、納品形式などを事前に整理しておくことが大切です。
次のような情報を準備しておくと、制作会社が必要な作業範囲を把握しやすくなります。
| 確認事項 | 主な内容 |
|---|---|
| 対象製品 | 製品名、種類、用途 |
| 制作内容 | 完全新規、既存マニュアルの改訂、制作会社の切替 |
| 制作規模 | ページ数、判型、冊子数、対象機種数 |
| 原稿の状況 | 完成原稿あり、仕様書のみ、既存PDFあり |
| イラスト・画像 | 新規作図・修正・流用の予定点数 |
| 元データ | InDesign、Illustrator、Wordなどの有無 |
| 納品形式 | 印刷用PDF、Web用PDF、編集データ、HTMLなど |
| 校正・確認体制 | 社内の確認担当部署、希望する校正回数 |
| その他 | 希望納期、翻訳の有無、予算、仕様変更の可能性/td> |
すべての項目が決まっていなくても、概算見積もりを相談できる場合があります。
例えば、開発途中の新製品でページ数が決まっていない場合でも、類似製品の取扱説明書や設計資料などをもとに、必要な作業範囲を検討できます。
資料がそろっていない段階でも、概算をご案内できます。
> お手持ちの資料をもとに見積もりを相談する
複数の制作会社を比較する場合は、総額だけでなく、見積もりに含まれる作業範囲を確認しましょう。
特に、原稿作成の有無、イラストの新規制作点数、校正の回数、編集データの納品、仕様変更時の追加費用などは重要です。
また、大型マニュアルの場合は、構成設計や制作管理、複数冊に共通する情報の扱いなども確認しておくとよいでしょう。
同じページ数でも見積もりの条件が異なれば、金額だけで制作会社を比較することはできません。
当社の制作実績には、100ページ規模のマニュアルについて約80万〜120万円(税抜)の参考例があります。
ただし、原稿やイラストの準備状況、制作内容、校正の条件などによって金額は変わるため、一律の料金ではありません。具体的な費用は、作業範囲を確認したうえで算出します。
当社の100ページ規模の制作事例では、DTP・レイアウト費用が約50万円、原稿作成費用が約40万円でした。
100ページで割ると、それぞれ1ページあたり約5,000円、約4,000円に相当します。
ただし、これは個別案件の金額をページ数で割った換算額です。すべての工程をページ単価で計算するわけではなく、構成設計やイラスト制作なども含めて総額を判断する必要があります。
はい。既存マニュアルの一部修正やテクニカルイラスト制作など、必要な工程だけのご依頼もご相談いただけます。
具体的な費用は作業内容や数量、既存データの状態によって異なるため、対象資料を確認してお見積もりします。
ページ数、原稿の準備状況、イラスト制作の点数、校正回数、社内での確認期間などによって異なります。
既存データの一部改訂と、構成設計から行う大型マニュアルの完全新規制作では、必要な期間が大きく異なります。
希望納期を共有いただければ、制作範囲と必要な確認工程を整理したうえで、スケジュールをご提案します。
はい。100〜200ページ規模の詳細マニュアルや、複数冊を組み合わせた大型案件の制作実績があります。
200ページを超える案件についても、対象製品、冊子構成、原稿や図版の準備状況などを確認したうえでご相談いただけます。
はい。仕様書や設計図面などをもとに、掲載情報の整理、構成設計、原稿作成、イラスト、DTPまで対応できます。
製品によっては、開発担当者へのヒアリングや実機での確認が必要になることもあります。
社内制作では外注費を抑えられる一方、設計者や開発担当者の作業時間が必要になります。
費用を比較する際は、外注費だけでなく、社内で原稿作成、イラスト、DTP、校正にかかる工数も考慮することが重要です。
製品開発担当者の負担を減らしたい場合や、専門的な制作工程を社内で担いにくい場合は、外注することで全体の業務を効率化できる可能性があります。
はい。修正できる場合があります。
ただし、元の編集データが残っていない場合は、必要な部分の再制作やデータの再構築が発生することがあります。
既存のPDFと修正内容を確認したうえで、適切な方法をご提案します。
はい。翻訳・多言語DTPやWeb制作を含め、必要な工程を組み合わせて対応できます。
ただし、翻訳の対象範囲や、Web上の検索・更新機能などによって費用が異なるため、希望する納品形式を見積もりの際に伝えることが重要です。
取扱説明書の制作費用は、ページ数、原稿の準備状況、イラストの点数、DTP、校正、納品形式など、さまざまな条件によって変わります。
当社の制作実績には、30ページ前後の改訂で20万円台前半、100ページ規模で約80万〜120万円、200ページ規模で約200万円(いずれも税抜)という参考価格があります。
ただし、同じ「取扱説明書制作」であっても、必要な作業は案件ごとに異なります。
また、既存の原稿や図版、編集データを活用できる場合は、新たに制作する作業範囲を減らせる可能性があります。
制作費用を適切に判断するためには、ページ数だけでなく、どのような情報を、どの工程から制作する必要があるのかを整理することが大切です。
株式会社テックスフィアでは、製造業・メーカー向けの取扱説明書や技術マニュアルの新規制作、既存マニュアルの改訂、制作会社の切替に対応しています。
数十ページの取扱説明書から100ページを超える大型マニュアルまで、製品の特性や現在の資料の状況に合わせた制作方法をご提案します。
仕様書や設計資料からの原稿作成、テクニカルイラスト、DTP、多言語化、PDF・Webマニュアルへの展開など、必要な工程を組み合わせて対応します。
ページ数や仕様が決まっていない段階でも、現在お持ちの資料をもとにご相談いただけます。
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1984年から培われてきた取扱説明書制作の知見を受け継ぎ、製品情報の整理、構成設計、原稿、イラスト、DTP、Webマニュアルへの展開まで支援しています。
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